更新日:2014年07月16日

放射能測定機器の校正を実施しました

年に一度、正確に測定するために

放射能測定器の校正とは?

測定器が、例えば10bq/kgの検体を、正しく10bq/kgと測定しているか検査し、測定機器の補正を行うことです。秋川牧園では機器が正しく測定しているか、3重のチェックを行っています。

シンチレーション式放射能測定器、定期校正 機械の電圧などを測って正常に作動しているか確認 汚れや異常がないか確認

年に一度行う校正は、機器の電圧やデータ表示など電子機器が正確に動いているか、また検査機器を販売している機器メーカーの方が持参した1,000bq/kgの線源(一定量の放射能を放出するもの)を測定後、ズレがあれば補正するという作業です。

(重要な作業なだけに、校正は、じっくり丸1日かけて調整します)

 

3重チェックのイメージ

秋川牧園の校正作業 秤(はかり)に例えると・・・
毎日 毎日の放射能測定器の校正測定開始前に毎日行っている校正。 毎日の校正作業前に目盛をゼロに調整します。
月1回 ゲルマニウム測定器との整合性の確認
月に1回、弊社での測定と、外部機関のゲルマニウム測定機器の検査結果に差がないか、確認しています。
月1回の校正今使っている秤が他の秤と同じ値を示しているか確認。
年1回 ※今回行った校正作業1000Bqの線源で、年に一度の校正作業機器自体のメンテナンス、補正を行う。(写真は1000bq/kgの線源を測定器にセットしたイメージ) 年1回の校正秤の「100」が真に「100」であるように補正。

 

今回の校正で、正確に検査ができていたことを確認しました。

今後も引き続き皆様に安心して商品がお届けできるように検査に取り組んで参りたいと思います。

ベルトールドジャパン放射能測定器校正証明書

校正証明書(クリックで拡大)

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