更新日:2015年10月27日

野菜の買い方、損していませんか?違う!栄養当りのお値段。

旬の野菜を食べよう!

よく耳にするこの言葉。

旬は「栄養が豊富で価格も安い」 と言いますが、その差はいったいどれほどなのか?

ということで、実際に比べてみました。

 

まずは冬野菜代表、ほうれん草。

その中でも旬で差の大きい栄養素、ビタミンCに注目します。

一週間に必要なビタミンC、700mgを摂ろうとすると…

冬ほうれん草2

夏ほうれん草

 

同じほうれん草なのにこんなに違うの!?

栄養が1/3に減ってしまう夏は、 これだけの量を摂ってやっと旬の時期である冬と同じ栄養が摂れるようです。

さらに、この量をスーパーで買おうとすると…

45501300円/kg)

772 (689円/kg)

同じ栄養量なのに約5.8倍もの価格差が。

旬の時期である冬は出回る量が増えるため、価格は夏の約半分にもなるんです。

 

 

夏野菜代表トマトも比較してみました。

同じく、一週間に必要なビタミンC:700mgを摂ろうとすると…

夏トマト

冬トマト

やはり、ほうれん草同様、大きく違うようです。 では、価格はというと…

 

夏:1953円(558円/kg)

冬:3300円( 660円/kg)

ほうれん草まで大きな差はなかったものの、 同じ栄養量に約1.7倍の価格差がありました。

 

 

今回比べてみた結果を簡単にまとめると…

旬の野菜 = 栄養のある野菜 = 家計にも優しい野菜

という方程式が完成。

 

同じお金を払うならば、せっかくなら栄養のあるものに。 なぜなら、私たちは食べ物という形をした「栄養」を買っているんですから。「食べ物の値段」ではなく「栄養あたりの値段」を考えれば、自然と家計に優しく健康的な食生活になるのかもしれません。

 

四季がある日本だからこそ味わえる、旬。 野菜を買うとき、「旬」を少し意識してみるのもいいかもしれません。

 

(価格や栄養価は、公的機関のホームページや五訂増補日本食品標準成分表等を参考にしています。)

 

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