更新日:2022年09月12日

鶏と、50年

会長と鶏

鶏と、50年

会長インタビュー
ひとつのたまご、一羽の鶏から

秋川牧園は今年で創業50年を迎えました。
50年間第一線で走り続ける秋川実会長にインタビュー!

口に入るものは、間違ってはいけない

秋川牧園は1972年、山口市仁保地域の廃校跡からスタートしました。
創業当初から「食の安心・安全」を掲げていたのは、一般的にまだその概念がなかったころから、農薬や化学肥料が巡り巡って人間の口に入ることに強い危機感を抱いていたから、と言います。

鶏舎創業当時、鶏舎はぼろぼろでした。

全ての食べものを安心・安全にすることが自らの使命だと感じ、その手始めとして、養鶏から残留農薬のリスクを減らす挑戦をします。アメリカに渡り、ポストハーベスト農薬不使用(PHF)コーンの輸入ルートを確立、さらに生物濃縮によるリスクを断ち切るために、肉骨粉など動物性原料を使用しない植物性主体飼料の設計に尽力しました。その後も遺伝子組み換え技術を使用していない飼料原料の確保など多くの懸念事項の解決にいち早く取り組みました。

PHFPHFコーン輸入ルートを探るための視察。一番左が現社長の秋川正、中央が会長。

そんな会長の理念を基に、秋川牧園は「食の安心・安全」のパイオニアとして変わらぬ「間違いのないもの」づくりを続けています。

人との信頼が、今につながる

学習会消費者向け学習会で鶏の解体をする秋川会長。

1970年代はコストパフォーマンス重視の大量生産が「常識」とされていた時代。その価値観とは対照的な養鶏を実践した会長は、同業者たちから『無謀だ』と言われ、反発を受けることも多くありました。「それでも人と人との繋がりがあったからやってこれたんです」と会長。
「秋川牧園、お客様、生産者…お互いに敬意のある関係性を構築できたからこそ、50年間ぶれずに理想を追求できました。これからも皆様と一層喜びや理想を共有していきたい」と語ります。

理想への挑戦

現在90歳の秋川会長。ピンと伸びた背筋とキラリ輝く瞳からは、変わらない情熱が伺えます。
近年も「世界の食の安心・安全へも貢献していきたい」との思いから、中国に養鶏場を設立し、無投薬飼育の普及に取り組むなど精力的に活動を続けています。
「全ての食を安心・安全に」秋川牧園創業から抱き続けたきた理想への挑戦はまだまだ続きます。

会長

初代チキンナゲット

初代ナゲット

数ある秋川牧園の冷凍食品の中で、不動の人気NO.1を誇るチキンナゲット。
発売当初は自宅で揚げてお召し上がりいただく商品でした。
そんな初代のチキンナゲットを再現してみました。

レシピはこちら

今のナゲット

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