いただきます！海の幸

いただきます！–海の幸

温暖な気候と地形で新鮮な魚介が揚がる阿久根市。
そこで鮮魚の達人として名を馳せている中野水産の魚です。

見極めの審美眼

沿岸に寄せる黒潮から、新鮮な魚介類の恵みを受ける阿久根市で、水産加工品を製造している中野水産。
地元水揚げの魚を中心に、活きの良い魚を買い付けます。「地元へのこだわりは阿久根が鮮魚に恵まれていることもありますが、水揚げ状態から原料凍結までしっかりと追える部分が大きいからです」と中野社長。買い付け時は全神経を集中。
「言葉では伝えにくいですが、視点・観点・感触・臭感・経験値・その他もろもろ私の中の数千を超える項目をクリアした魚を買います。」
その審美眼には地元の老舗旅館や鮨屋、百貨店など多くの客が惚れ込んでいます。

安心安全でおいしいものを

黒酢〆の加工品を多く扱っていますが、鹿児島県特有の食文化ではなく、中野社長が昔から食べてきた“家庭の味”なのだそう。
「中野水産では３０年以上前から酢〆には黒酢を使用しています。通常の酢と比べると圧倒的にまろやかだし、
何より私が美味しく食べることができるのが一番大きいですね（笑）」

中野社長おすすめの手まり寿司

そして、「体に悪そうなものはやっぱり使いたくない。」と中野社長。
黒酢〆の原料は、魚・黒酢・てんさい糖・食塩・昆布と非常にシンプル。
黒酢は、鹿児島の伊達醸造のもので、発酵に約６ヶ月、更に熟成に６ヶ月以上かける、壺仕込み製法です。てんさい糖や塩、昆布も吟味して選んでいます。

衛生管理が行き届いた加工場

食べ方はひとつではない！
中野社長おすすめクッキング

真いわし黒酢〆カルパッチョ

いわしのおいしさをダイレクトに楽しむには「カルパッチョ」がおすすめ。
4cmほどに切り、お好みの野菜や薬味をのせ、オリーブオイルやドレッシングをかけるだけ！

阿久根漁師めしきびなご丼

解凍したきびなごをだし醤油に約２０分ほど漬け込み、温かいご飯に卵黄と一緒に乗せ、お好みでネギや刻みのりを散らせば完成！