更新日:2021年10月16日

【CUSTOMER INTERVIEW】vol.2 脇もとこ(スタイリスト / 参鶏湯研究家)

広告スタイリストとして活動する傍ら、参鶏湯研究家、漢方養生指導士としても活動、身体を調(ととの)えるワークショップなども行う脇もとこさん。私たち(秋川牧園)とも以前から交流があり、私たち自慢の鶏肉をよくご利用して頂いています。(※10月26日には脇さんと一緒に参鶏湯のオンライン料理教室を開催します!詳しくはこちら)そんな脇さんに、改めて参鶏湯にハマったきっかけや参鶏湯の魅力、脇さん自身の食のこだわりを伺いました。

脇もとこ(わき・もとこ) / 参鶏湯研究家 漢方養生指導士 スタイリスト
博報堂フォトクリエイティブ(現・博報堂プロダクツ)で広告スタイリストとして活動後、独立。1999年にアートディレクターの夫とともにデザイン会社「Super me inc.」を設立。スタイリストとして活動しながら、2016年より病院や薬に頼りすぎず身近な食材で体調を調えられるようにという意味を込めたプロジェクト「HOME KITCHEN PHARMACY」始動。薬膳料理や発酵食、ハーブティーのワークショップなどを展開中。漢方薬局とともに参鶏湯スパイスセットの開発&販売を行っている。Instagram : @motokowaki

 「参鶏湯は老若男女が喜んでくれて、体にもいい」

―脇さんの活動、仕事のことを教えてください。

「主に食まわりのスタイリングのお仕事をしながら、<HOME KITCHEN PHARMACY>というプロジェクトを行っています」。

―<HOME KITCHEN PHARMACY>とは?

「<HOME KITCHEN PHARMACY>は台所薬膳という意味で、薬や病院に頼りすぎるのではなく、台所にあるもので、つまり食べるもので身体を調えましょう、というテーマを掲げ、薬膳やハーブティーのワークショップなどを行っています。参鶏湯もその中の試みの位置。参鶏湯は身体を調えるのにとても良いメニューなので、少しでも参鶏湯の敷居を下げて、日本の家庭で日常的に作ってもらいたいという思いで、スパイスセットの販売やワークショップを行っています」。

―脇さんと言えば参鶏湯のイメージが強いのですが、参鶏湯に興味を持たれた理由を教えてください。

「参鶏湯のスパイスセットの販売やワークショップを行う<参鶏湯研究所>を立ち上げたのは約8年前ですが、そもそも参鶏湯を作るようになったきっかけは娘の一言でした。当時、娘が小学校2年生で、お友達の家で一緒に参鶏湯を食べたんです。手作りかどうかはわからないのですが、娘に「美味しかったらからママ作って」と言われて。それで作り始めたのがきっかけでした。でも、参鶏湯って当時は今ほどメジャーではなくて、調べてもまともなレシピが出てこなったんです。なので最初は友達の家の味を思い出しながら作っていました。そうやって作っているうちに、もっと本格的なのを作ってみたいと思うようになって、高麗人参などの生薬を取り寄せて本格的に作るようになりました」。

―脇さんが思う参鶏湯の魅力とは?

「参鶏湯って、丸鶏のお腹にもち米や高麗人参などを入れて煮込むだけ。実はすごく簡単なんですけど、例えば鍋ごとテーブルに運んで、ふたをあけて丸鶏が入っているとみんな喜んでくれるんです。男性も女性も、子どもお年寄りも、みんな喜んでくれて、元気がない人は「食べたら元気になった」って言ってくれます。こんなにすばらしい料理は他にはないですよね」。

―参鶏湯が簡単なのは意外でした。

「少しコツはいりますが、とても簡単です。でも、(参鶏湯を作る上で)問題もあって、例えば高麗人参や丸鶏ってなかなか手に入らないじゃないですか。なので、高麗人参などの必要な材料が入ったオリジナルのスパイスセットを作ったり、丸鶏を使わなくても作れるレシピを考えました。できだけ参鶏湯の敷居を下げることは意識して活動していますね」。

漢方薬局と共同開発した<参鶏湯研究所>のスパイスセット。骨付き鶏肉と一緒に煮込むだけで簡単に本格的な参鶏湯を作ることができます

スパイスセットの購入はこちら

―脇さんは漢方養生指導士という資格をお持ちですが、やはりきっかけは参鶏湯ですか?

「そうですね。もっと本格的な参鶏湯をつくるために勉強をはじめました。まず、中医学を勉強して、それから人の身体や心の調子を治すには、漢方薬だったらどうやって治すのか、漢方薬を使わないのであれば、ライフスタイルをどういう風にしたらいいのかを勉強をして、そのあと薬膳料理を学びました。たくさん勉強して、改めて参鶏湯が薬膳的にすばらしいことがわかってきて、さらに(参鶏湯に)ハマっていきました」。

「なるべく人工的ではないものを、シンプルに食べたい」

―食に対してのこだわりを教えてください

「“なるべく新鮮なもので、人工的ではないものをできるだけシンプルに食べる”ということを意識しています。特に調味料はこだわっていて、お味噌や豆板醤など、手作りできるものは手作りしています。買うときは、昔ながらの製法で作られたものを選んだり、信頼できるお店で買うようにしています」。

―注目している食材や食文化はありますか。

「私がやっていることとは違うんですが、ヴィーガンは注目しています。私は、植物のエネルギーで心と身体を調える植物療法を学んだのですが、豆類など植物性食品だけでなくハーブにもタンパク質やビタミン、ミネラルなど様々な栄養素が含まれていることを知りました。また、環境問題を考える上でも動物性食品を摂取しないヴィーガンの考え方に共感しています。でも一方で、ヴィーガンに興味があるからこそ、食べるお肉や魚にはこだわりたいという気持ちもすごく強くなりました。そういう点でも秋川牧園さんと一緒に何かできたらと思っています」。

―なぜ、秋川牧園を利用いてくださっているのですか?

「ずっと抗生物質を使っていない鶏肉を探していたんです。実は2,3年前に秋川牧園に一度お伺いしたことがあって、その時にどんな風に鶏を育てているのかを見させてもらったんです。他にも無投薬で鶏を育てているところってあると思いますが、自分の足で行って、ちゃんと鶏を見たということもあって、信頼しているで秋川牧園の鶏肉をよく利用させて頂いています。他にもたまごもよく購入しています。それに、ヨーグルトや牛乳も大好きですよ」。

―ありがとうございます。脇さんの今後の目標・展望はありますか?

「参鶏湯だけでなく、ハーブティーとかアロマオイルを作って販売したり、ワークショップなどを通して正しい漢方や薬膳の知識をみんなに広めたいです。例えば、漢方薬を飲んだらすぐに体調が回復すると思っている方も意外と多くって。でも、実際は漢方薬さえ飲めば病気が治るわけではないんです。(西洋医学の薬も同じだと思うのですが)まずは生活を見直すことがすごく大事なんです。よく噛んで食べるとか、夜ちゃんと寝るとか、軽い運動をするとか…。そんな基本的な生活習慣の改善と漢方薬はセットなんです。薬膳では、例えば、夏に冷たいスイカを食べるとすごくおいしいんですけど、中国や韓国では薬膳の考え方がすごく根付いているので、冷たいスイカなんて絶対食べないんです。なぜかというと、スイカ自体に体の熱を取り除く機能がものすごくあって。それをキンキンに冷やして食べてしまうと内臓まで冷えてしまうんです。そういう“身体を整える”ための知識や知恵をもっとたくさんの人に届けられるような活動をこれからも続けていきたいですね」。


 

脇さんが参鶏湯にハマった理由にとても共感できました。おいしいだけでなく、人を喜ばせられて、薬膳的にもすばらしい…。恐るべし参鶏湯ですね。脇さんのオリジナルスパイスセットを使えばだれでも簡単に参鶏湯を作れるとのことなので、ぜひ試してみてください。(その際は、秋川牧園の鶏肉も一緒にご利用ください笑)また、参鶏湯以外にも脇さんは身体を調える様々な活動を行っていて、目からウロコな知識や知恵を教えて下さります。秋川牧園としても彼女の動向はしっかり追いかけていきたいと思います!

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