更新日:2023年01月27日

「ちゃんと家族と囲む食卓をつくろう」と、一念発起| CUSTOMER INTERVIEW – vol.6

2022年2月から12月末まで放送していた秋川牧園のTVコマーシャル。お父さんと息子さん2人がオムライスを作る様子や、家族4人で食卓を囲む様子をご紹介していました。

放送開始後、「あの家族は一体?」と、お問合せをいただいていました。
実は、ご出演いただいたご家族は、山口県にお住いの福田さんご一家。実在の秋川牧園の宅配会員様です。CM制作を担当した監督の『リアルな“秋川牧園のある暮らし”をドキュメンタリーのように紹介したい』というコンセプトから、福田さんご一家にご相談し、ご出演いただきました。秋川牧園を利用することになったきっかけや、日々の暮らしについて、奥様の福田智里さんにお話を伺ってみました。

―秋川牧園のCMに出演してほしいと依頼を受けていかがでしたか?

びっくりしましたが、二つ返事で引き受けました。秋川牧園の企業理念に賛同しているので、迷いはなかったですね。撮影もたのしかったです。子どもたちは、学校などで「テレビでみたよ」とよく言われたようです。

仕事中心の暮らしから、「ちゃんと食卓をつくろう」と決意

―秋川牧園を日頃からご利用いただいていますが、きっかけを教えてください。

今から4年ほど前でした。小学生の2人の息子の子育てをしながら、“社会で活躍したい!”という想いのもと、仕事中心の生活を送っていました。夫も日々、忙しくしているので、食がおろそかになりがちで、コンビニやファストフードなどを利用することも多かったです。正直、安全な食を啓発するような雑誌や記事を見ても、「わかってるけど、できないよ!」という感じで、苦手に思っていました。
そんな中、自分自身をふくめ、家族の体のバランスが崩れていっていることを感じ始め、悩んでいるときに日頃から食を大切にするお友達からアドバイスを受けました。

―どんなアドバイスだったんですか?

「まずは卵と調味料から変えてみたら」というアドバイスでした。忙しく、仕事人間だった私に、“食を通して家族と向き合う”ことを伝えたかったんだと思います。彼女には、大病をした家族がいらして、そんなきっかけから日々の食事を大切にしている人でしたので、言葉に重みがありました。

―どんなことから始めましたか?

調理器具を一掃しました。 極端と思われるかもしれませんが、私にとって、“ここでやらなければ!”という強い想いがあったので、それまで使っていたものを一掃し、鉄製のフライパンや炊飯用の土鍋などを揃えました。「ちゃんと家族と囲む食卓のごはんをつくろう」という私の決意の第一歩です。
それから、食材も有機のお野菜や調味料をしっかり選び、本やYouTubeで勉強しながら変えていきました。その流れで、お友達が勧めてくれた秋川牧園を利用し始めました。他の宅配も試しましたが 秋川牧園は、思想など関係なく、単純に安全でおいしいものを届けてくれるというスタイルが受け入れやすかったです。あと、宅配の担当の方が、我が家の愛犬をかわいがってくれたりして親しみやすかったので最終的には続けることにしました。

※山口県内の一部エリアでは自社トラックで毎週宅配をしています。

「家族のための時間がたのしい」と感じるように

―食生活を大胆に変えたんですね。迷いはなかったでしょうか?

意外にも最初から、とても楽しかったです。食生活を変えるタイミングで、仕事のスタイルも少し変えました。“何でもかんでも自分でがんばる”のではなく、他の方にも協力いただいて、働く時間をセーブし、「家事をする」「子育てをする」時間をしっかり作るようにしました。
例えば、炊飯器から「土鍋でご飯を炊く」ことは、手間と時間はかかりますが、かえって気持ちの余裕につながりました。ただ、無理をしすぎないようにはしています。疲れたときには、秋川牧園の冷凍食品をはじめとした加工品を利用することももちろんあります。偏りすぎないバランスも大事だと思っています。

―お料理はもともと得意でしたか?

まったく得意ではないし、今でもそんなにレパートリーが多いわけではありません。でも、立派なものを作ることより、私が作ったものを家族と食べることが大切だと思っています。
以前は、お味噌汁ひとつなかなか作ることができませんでしたが、今は自分で仕込んだお味噌で毎日作っていて、家族が「お味噌汁がおいしいね」と喜んでくれています。「料理をする」という感覚よりも「家族の健康管理の一環」というイメージです。

―キッチンにレモンとかりんのシロップ漬けがありますね

いただきもののレモンと庭にあるかりんを息子たちと漬けました。お風呂上りに炭酸水で割って、自家製レモンジュースを飲みながら家族団欒の時間を過ごしたりしています。今は、レモンとかりんですが、ご近所さんにいただくキウイや梅など四季に応じて、作ることから家族で楽しんでいます。

食を通して暮らしを整える

―ライフスタイルを変えて4年と伺いましたが、今後はどんな風に“暮らし”を作りたいですか?

特に理想があるわけではないというのが正直なところです。「食」を通して、大切な家族とコミュニュケーションをしっかりとって、守っていくことを続けたい。食を通して「家をちゃんとしていく」ということだけだと思っています。
自分自身の理想ではありませんが、今の世の中はオーガニックがちょっと特別で贅沢なものというイメージが強いので、これが“あたりまえ”になればいいのにと思います。ちゃんと育てて、ちゃんとつくったものはおいしいし、体を守ってくれると思います。

 


 

“食を通して家族の生活を作っていく”と決めた、母親としての決断と実行の奮闘記は聞きごたえたっぷりでした。また、信頼いただいてご利用くださっているお客様のお声をじっくり伺うことができて、さらに、がんばって、そだて、つくり、おとどけしよう!という力をいただきました。

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