更新日:2016年04月08日

飼料原料の安全への挑戦

ポストハーベスト農薬の解決目指してアメリカへ

ポストハーベスト 写真

ポストハーベスト農薬の問題に取り組み始めたのは、平成元年のことでした。

40日に渡るアメリカでの調査の結果、畜産の飼料主原料であるトウモロコシにおけるポストハーベスト(収穫後)農薬の実態を把握しました。
すると、トウモロコシを収穫後、農家がサイロで保管する場合に、コクゾウムシが発生することを恐れて、直接農薬をまぶすポストハーベスト農薬の存在が明らかになりました。

農薬はもちろん栽培期間中の農薬も大きな問題ですが、収穫後に使用する農薬は、自然の中での分解が期待しにくいことや、農薬が均一に分散せず、高濃度な部分ができるリスクがあるなど、安全性により大きな問題があると感じました。

実際には、サイロの中での水分をコントロールすれば、ポストハーベスト農薬を使用しなくても保管は可能なことはわかってきたのですが、次の問題は、そうやって特別に保管したトウモロコシを、いかに他のトウモロコシと混ざらずに、日本に輸入するルートを構築するかでした。

この40日のアメリカでの調査が一つのきっかけとなり、提携先である生協と連携する中で、その後、ポストハーベスト無農薬トウモロコシ(PHFコーン)の分別輸入が実現していくこととなります。

アメリカ研修 写真   アメリカ研修 写真

Q&A|なぜ、ポストハーベスト無農薬にこだわるのですか?

遺伝子組み換えにNO!

そして、この取り組みは、その後の非遺伝子組み換え飼料の採用にもつながっています。
分別をして日本に穀物を輸入するという仕組みができあがっていたことが幸いしました。

遺伝子組み換え技術は、日本やEUでは本格的な採用はされていませんが、日本は既に世界最大の遺伝子組み換え食品の輸入国です。専門家は遺伝子組み換え食品には安全性の問題はないといいますが、種の拡散による生物多様性への影響、様々な健康被害の報告など、やはり自然とは共生できない技術と言わざるを得ません。

毒素を生産する微生物のDNAを取り入れることで、トウモロコシ自身が農薬をつくりだすBtコーン。トウモロコシの茎に入る虫は死んでしまいますが、その毒素は実にもあるはずです。ラウンドアップという除草剤をまいても耐性があるので枯れない大豆。農家は安心して除草剤をたっぷり撒けるわけですが、食の安全性や環境への悪影響に不安が残ります。
これは遺伝子組み換え種の代表例ですが、それは消費者のためではなく、生産における都合を押し付けたものであることがわかります。

秋川牧園の畜産で使用する飼料は、トウモロコシ、大豆、菜種、絹実、てん菜、アルファルファなど、すべて遺伝子組み換えをしてないものに特定しています。さらに、唐揚げなどの加工品についても、使用する菜種油も非遺伝子組み換え種に特定するなど、「遺伝子組み換えにNO!」の姿勢を貫いています。

Q&A|遺伝子組み換え技術の問題点は何ですか?

口に入るものは
間違ってはいけない

昭和初期、初代 秋川房太郎がいつも家族に語りかけたというこの言葉は、今この時代までしっかりと受け継がれ、秋川牧園の核をなす信念となっています。

そして今やこの言葉は、社内だけではなく、利用いただく購入者の皆様の心にも浸透しています。

毎日の生活に欠かせない「食」。いのちをつくり、いのちを守る「食」。
それを今一度見つめ直し、あなたの生活、ひいては地球の未来について考えてみませんか?

選ばれる理由

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私たち秋川牧園はそのすべてを
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